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2024.05.19 - 
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0.邂逅

更新停止宣言書いたあとに編集中の日和文見つけた!恥ずかしい!
もったいない精神でUPしてみます。続きはあるはずだけど今のままじゃ続かないし書けないのであんまり期待しない方がいいかもですorz
あ、日付は保存した日のままです。念のため。

結構前に語ってた暗殺者っぽい感じのネタ。
閻魔=人外
鬼男=暗殺者の卵
太子=閻魔の飼い主
妹子=鬼男の先輩(にさせられる)
と言った感じでお願いします。
大元は芭蕉さんだと良いなぁとかぼんやり考えてた時期がありました。キャラ崩壊甚だしいわどあほうorz



宜しければ追記より。
若干グロかったり閻魔がえげつなかったり太子が優しそうに見えて辛辣だったり妹子が毒舌二割増しだったり、ようするにキャラ崩壊甚だしいですが。



べったりした闇が喉を覆った。苦しいと息を吐けば、喉でも切れたのか血の味さえ感じる。走っても走っても前へ進まない様は、まるで今の道が自分と逆方向に流れているのを知らずがむしゃらに馬鹿みたいに駆けているかのようだ。
だが鬼男は知っていた。これは全て己の恐怖から生まれる幻覚でしかないのだと。そしてこの幻覚は、己が今走るのを止めない限り、きっとどこまでも鬼男の後をひたひたついてくる。全速力で走っていても、気持ち悪いくらいにすぐ背後をとって冷たい息を吹きかけてくるのだと。
それでも鬼男が走るのを止めない理由は、至極単純だ。逃げたいから。あの場所にいたくないから。どこでもいいから、とにかく明りのある場所へ出たいから。
鬼男が走っているのは、どことも知れない路地裏だった。夜の帳が下りた今、繁華街の遠い煌きから隔絶されたそこは、ただただ不快な闇に覆われている。この街の路地裏だけではない、きっとどこでも、繁華街の裏の顔であるこの場所はおよそ明りとは縁のない場所なのだ。そうでなければならない。
不意に鬼男の足が止まった。止まったと言うよりも、だんだんと走る速度が落ちていくと言う方が正しいか。
ゆるゆると「走る」から「歩く」へと変わっていき、最終的には荒い呼吸のまま、どことも知れぬ廃ビルの中に鬼男はその体を滑り込ませた。
かつてこの国がバブルだった時代、企業らがこぞって建てさせたものが、文字通り泡がはじけたのち取り壊されすらせずに残ってしまったそれが、無言のまま鬼男を受け入れる。奥へ入りたくなるような衝動に襲われ、しかし鬼男は止めた。エントランスにすら踏み入らないまま、僅かに入り込む月の光を半身に浴びながら、疲れた体を壁へと預けた。
鬼男はそっと手を見る。そこに填められているのは黒い革製のグローブで、指だけが出る構造であるはずがその指の部分さえも真黒なものに覆われていた。否、これは真黒ではない。真黒が今鬼男の右へ口をあけ彼を誘う闇そのものなのだとしたら、その真黒はあまりにもべたべたとして汚らわしかった。
鬼男の全身ががくがくと震えだした。活動を失ったような色の瞳が所在なさげに揺れるが、手指を染める黒からは決して目を離さない。離せない。
やがて闇に呑まれかけていた右の手が、痙攣するように震える右をがっしりと掴んだ。その反射的な行動にさえ鬼男は肩を震わせ、今にも泣きそうな顔になりながら噛み合わない歯をがちがちと鳴らした。
……僕はひとを殺してしまった。
音もなく動く唇が、そんな言葉を落としていく。
仕方なかったんだ。これは僕の課せられた依頼だった。
震える腕が違うとばかりに手指を揺らす。指が何かを掴むかのように広がり折れ曲がると、その間を例の真黒がねっとりと伝った。
依頼を果たさなければ、僕は生きていけないんだ。
月のもとに晒された手指の真黒とした部分は、よくよく見ればところどころが赤かった。ただ、赤いと言うより黒いと形容した方が正しい、それだけだ。指が動けば動いた分だけ、それは獲物を貪った後の獣の口を思わせるような、ぐちゃぐちゃと気味の悪い音を響かせた。
これは闘争だ。
ようやく落ち着いてきたか、吐き出す息に乗る恐怖が少しずつ薄くなっていく。伝い落ちる汗を拭おうとして手をそこへ向けたが、何を思ったかすぐにだらりと手を下げた。掴んでいた左の手だった。そこもまた、月に照らされてぐちゃりと赤い何かを纏わりつかせていた。
手だけではない。鬼男の、月へ見せている頬から瞳の端にかけて、べったりと赤黒いものが這いつくばっていた。服装だけ見ればそこらの繁華街を歩くごく一般の青年であるのに、それすらも半分以上が黒っぽい赤に覆われて、一体どんな服装なのか判別もつかない。
僕は生きなきゃならない。僕には探し出さなくてはならないひとがいる。
「そのためには他の人の生を食いつぶしてでも構わない、ってかい?」
不意に闇の奥から声が聞こえた。
反射的に振りかえったその先、鬼男が誘われかけた闇の奥から、さらに深いそれを従えたものがゆっくりと歩いてくる。革靴がコンクリートを踏みしめる軽い音に加えて、先程から鬼男が手指に纏わりつかせているそれがもたらした、ぐちゃっぐちゃっと言う気持ちが悪い音も後に続いた。
「それが正義だと思ってる?」
「……あんた、誰だ」
「自分が行っていることが正しいと、そう思ってる?確かに何かを得るためには何かが犠牲になるのは仕方ないんだろうさ。が、自然の摂理はそうであれ、人間の世界じゃ獣のような愚鈍な思考なんざ殆ど無意味なんだよ、ボーヤ」
「問いに答えろ」
「獣に寄こす答えなんかないね」
闇はくつくつと、心の底から鬼男を嘲笑した。元来から気が長いと言えない鬼男が、ただでさえ焦燥と恐怖に精神を喰い破られているその青年が、普段ならば受け流せるであろうその言葉へ血を上らせるのは至極当然のことであった。
「何も知らないくせにふざけやがって。誰が獣だ。僕だって殺したくて殺してんじゃないんだぞ!」
「殺したくて殺してるんじゃない、ね。なら君は獣以下ってところだ。知性の欠片もない獰猛な獣でさえ、必要時以外にゃ無益な殺しなんかしないもんさ。それを君は、殺したくないのに殺さざるを得なかった、なぁんて言い訳抜かして逃げようとしてる。牙を無くした暗殺者なんか、獣と同等にするにもおこがましい存在だよ」
くつくつと闇は笑う。何のためにこんな薄暗い吐き溜めに自ら志願したか知らないが、君にゃ無理だよ。諦めてママんとこ帰りな。闇がそう言い放つのと、鬼男がそこへ爪を立てたのは、ほぼ同時だった。
ざぎゅっ、と、尖らせた爪の先が何か固いような柔らかいような滑るものを突き立てた感触を覚え、鬼男の肌が泡立つ。気持ちが悪いと、一言に表すならそれ以外にはない。
闇が一瞬身じろぎ、しかし次の瞬間、狂ったような笑いをあげはじめた。べったりとしたそこへようやく慣れ始めた鬼男の瞳が、そこに浮かび上がる歪な三日月をとらえる。そこから、哄笑は溢れ出ていた。
「はは、あははははは、あはははははははははは!なんだ、一応は獣なんだね君」
さっと月の光が、狂い笑いへ惹かれるようにそこへ入ってくる。足元からゆっくりと鬼男が対峙する闇をはぎ取り、その姿を晒す。
鬼男の目が、それこそ眼球でも落ちるのではないかというほどに見開かれていく。忘れていたはずの震えが冷たく血液を駆け巡り、心臓へ到達してそこから鬼男のすべてを凍らせていく感触。
月の光が都合よく剥ぎ取った闇は、一人の男の姿をなしていた。細い体を覆うような黒い着物は未だに背後を引き寄せんと蠢くが、敵わずにすごすごとその裾を咥えさせている。肌は白く、鬼男をにやにやと見つめる瞳も、弧を描く口の奥も赤い。それも、鬼男がべったり付着させていたものとは鮮度の違う、それこそ溢れ出たばかりの真っ赤な血を思わせるような狂おしい色。その片眼は優雅な眼差しそのものだlったが、鬼男の爪を避けることなく受け入れたもう片眼は、無残にも見開かれたまま眼球の白い部分を赤く変え、あざ笑うように鬼男を睨んで離さなかった。
「おや、どうしたの獣クン。俺を殺すのが躊躇われるのかな?」
さっきは容赦なく殺した癖に、ね。
形のいい唇がそう呟くと、鬼男の肌から一気に血の気が失せた。
そうだ、こいつはさっき殺したんだ、他でもない僕が。なのに。
「何故、って言いたげだね」
男はくつくつと笑う。片眼を柔らかく細める一方で、その機能を失ったもう片方の目で鬼男をぎょろりと見つめながら。
「諸事情あってさ、死なないようにできてるんだ。君みたいな獣ごときの攻撃じゃあねぇ」
ただ痛いことは痛いんだよ?今だってほら、君が串刺しにしてる片眼がもうこの世のものじゃないくらいに痛くてかなわないんだ。
男は言うと、ゆっくり腕を伸ばして鬼男の胸を撫でる。その指先が、音もなくそこへめりこんだ。
だから、君も同じくらいの痛みを味わっていいんじゃない?俺なんか一回殺されたうえ、今も目をぐりっぐり抉られたんだし。
その刹那、強い圧力で胸が軋んだ。悲鳴をあげることすら許されない鬼男の口が、餌を求める金魚のようにぱくりぱくりと動くものの、その中には何も入ってこない。闇さえも。
「獣でもこれくらいはわかっちゃうか。今君の心臓がどうなってるのか」
「あ…ぐ……」
止めてくれ。鬼男はそう口にしたつもりだった。それが届く前にぎちぎちと、死刑宣告でもされたかのように心臓の圧迫は強くなる。握りつぶされる。
「このまま握りつぶしてやろうか」
男は笑った。片目だけ器用に見開いて笑った。鬼男は嫌だとばかりに首を横に振るが、それを目の前の男が聞くとも思えない。
だが、その圧迫は不意に、終わった。
「せっかく面白くなりそうだったのにー。いいじゃん一人くらい……あぁあぁ、分かってますよ。俺がこうやって現世に居られるのも、君のおかげですもんねー。しょーがないな。もうこの子に手ぇ出さなきゃいいんでしょ。分かってますよ。大事な部下だってんでしょまったくもう」
ずるりと胸から手が引き抜かれる。男が何か鬼男へ話しかける。
それを待たずして、鬼男の意識は途切れた。


***


気がついてみればそこは、真っ白な天井だった。電球の光が照らすその部分だけが真っ白に見えるだけで、後は先刻鬼男がいた闇の中と殆ど大差はない。
鬼男は小さく息を吐き、しかし次の瞬間に襲いかかる鈍い胸への痛みに顔をしかめた。そこを落ち着かせるように撫でながら、一人心の内でごちた。
…おかしい。何故あの男は、僕を殺す気でかかっていたのに殺さなかった?
それはね。答えるかのように奥の闇が身じろぎ、鬼男は体を固くした。
「大丈夫だよ鬼男、私だから」
「太子…さん」
「んー。さん付けってどうも慣れないんだよなー。太子でいいぞ太子で」
「はぁ…けどそれって妹子さんにだけ許されてそうな気がするから」
「妹子にだけぇ?誰が言ったんだ?別に私がどう呼ばれようとあいつは気にしないんだし、鬼男も気にせず呼びんしゃい
「そ、そうですか」
電球の光で僅かに浮かび上がる太子と呼ばれた男の姿は、先程鬼男を殺そうとしたそれよりもずっと細く見えた。服装はスーツのようなものを纏っているようだったが、生憎このような闇の中ではそうだと確実に言いきれる根拠もない。
「で、さっきの話だけどな。…ちょいと座るぞ。私これでも病弱の部類だからずっと立ってるのはしんどいんだ。まぁ摂政の華麗なる半生はまた機会があったら話すとして、どうして鬼男は殺されなかったのかってゆー話だな。それは、お前を殺そうとしたその男が私のペットだからだよ。それ以上でもそれ以下でもない」
「は?」
当然ながら鬼男は困惑する。見慣れた太子の顔は柔和で人当たりが良さそうだが、鬼男が先刻目撃したあの男は、すべてを傍観し見下し嘲笑こそすれど、とても誰かに懐柔するような目つきはしていなかった。むしろ、なにものにも従わぬ孤高の王を思わせた。と言うのに。
「信じられんだろ?けど私のものなんだよ。お前を殺さなかったのも、私がそう指示したからだ」
「何故、ですか。もし太子…さんが、僕の行動をその男を通して見ていたなら、こんな臆病な暗殺者なんか要らないでしょうに」
臆病、と自分で言いながら鬼男は自嘲気味に笑う。標的を殺しておきながら自分は知らない仕方ないと逃げ出したあげく、見ず知らずの男に逆上し、あべこべに殺されかけたこの身を、何故太子が未だに欲するのかがわからなかった。
確かに鬼男は臆病だな、と、太子は笑う。色のない顔で笑う。
「けど、それは逆にまだ人間じみた感情が残ってるってことだ。違うか?」
「暗殺者にそんなものあっても邪魔なだけでしょうに」
「ま、確かにそうだな。鬼男は暗殺者にしちゃ臆病だ。けど人間だったら優しい子だ」
「褒めてるのかけなしてるのか分かりませんね」
「それはお前がどう捕えるかだだな」
当たり障りのないような笑顔を太子は見せた。が、次の瞬間足を持ち上げ、何かを踏むように無造作にぐりぐりと地面へ押し付けだす。蛙の潰れたような声が何度も何度も、太子の足の下から響いてくる。
あいつだ。鬼男は身を縮こませたが、太子は踏みつけを緩めようとはしなかった。
「閻魔。私、言ったよな?鬼男を監視しとけって。で、もし標的を前に逃げ出すような臆病者だったら殺せって」
太子の声は、鬼男へ向けられていたそれよりも低い。どんな顔をしているかは鬼男から見えなかった。と言うより、見たくなかった。
「鬼男はどうだったんだ?ちゃんと標的を殺したよな?そのあとは確かに逃げたけど、それだけだよな?今回何のためにお前で鬼男を試したと思ってるんだ?主人に逆らって偉そうにご高説垂れてたけどな、お前こそ獣だろ?私がいなきゃここに存在すらできないだろ?何なら今すぐに契約を切ってもいいんだぞ?罪を犯したお前は一生あの場所で牢獄生活、それだけで私には何のデメリットもないんだからな。分かってるならおとなしくしといた方がいいんじゃないか?お前の目的のためにも」
最後にだん、と踵でも落としたかのような音と、それに加えてべきべきと何か折れるような嫌な音がして、太子の言葉は終わった。あれだけ響いていた悲鳴もない。太子はゆっくり、本当にゆっくりと鬼男を見ると、先程と同一人物などとは思わせないくらい情けない調子で言った。
「ごめんなー、鬼男。ちょっと聞きわけがないだけなんだ。許してやってくれるよな?」
「は…はい……」
「あー良かった。鬼男に否定されちゃったら、私結構凹んでたぞ。なんたってあいつは欠片も理解しないんだ、あのイモタロスめ」
「誰がイモタロスだ、誰が」
「せんたいっ!」
そう言った太子の体が真横に吹っ飛んだ。鬼男が身を竦ませる。その体があっさり闇に呑まれた次の瞬間、ぱちんぱちんと一斉に電球が光を放ちだす。明らかに不機嫌を前面に押し出した茶髪の男が、先程太子の座っていた寝台の脇へ佇み、鬼男を見下ろしていた。
「ああ、いたんですか。てっきり太子一人だけだと思って遠慮なくブッ飛ばしちゃいました。お恥ずかしい」
「私鬼男の様子見てくるって言ったよね!?聞いてなかったんかい!」
「すみません、途中から盛大にスルーしてました。奇妙なペットとやらを連れてくとか言い出したので」
「妹子ひどーいー」
「ナヨナヨすんな気色悪い」
太子の言葉をすっぱり切り捨てた妹子とやらが、鬼男の寝かされる寝台へ遠慮もなく上がる。しばらく伺うように眺めていたが、やがて心底面倒だと言わんばかりに妹子の方から目をそらされた。
「で、彼でしたっけ?僕の“後輩”」
「ん?ああ、そうだ。妹子が“先輩”になってやってくれ。私はこの通りだし」
「アンタが病弱でさえなければ突き返すとこですが、まぁいいですよ。昔のよしみってことで」
「さっすが妹子!」
「褒めても何も出ませんから」
呆れたように妹子が一瞥するが、太子はそれをもろともせず立ちあがった。そして、鬼男をヨロシク!と親指を立てて部屋を出ていく。あとには妹子と鬼男だけが残された。妹子は隠すこともせず溜息をついた。
「さて、鬼男。僕がこれから君に暗殺者のなんたるかってのを教えにかかるから。いっとくけど、僕は太子みたいに甘い考えは持ってませんので、次逃げたら後ろから刺しますよ。あぁ、言い忘れましたけど僕が先輩で鬼男が後輩の間は、僕と組んで依頼を遂行してもらいますから。先走って行動しても許さないし、逃げるのも御法度。あと、言うまでもないですが身バレなんてもってのほか。いいですか?」
「は、はい」
「あぁ、そうそう」
妹子は起き上がろうとした鬼男のもとへ、改めて近づいた。今にも接吻できそうな距離まで顔を寄せ鬼男を見やるが、そこに一切の優しさはない。むしろ、鬼男を同じ仲間だとすら思っていない、標的を見るかのような目つきで見つめている。
「あなたは遠慮してたし、さっきは太子がいたからあえて言いませんでしたけど」
妹子は柔らかく目を細める。それに対して瞳孔はあくまで刃のごとく鬼男を貫き、その若い体の臓腑を根こそぎ抉りとらんばかりの剣呑な光を湛えていた。
「もし僕の前で太子の事を“太子”なんて呼び捨てにしたら」
暗殺者とは皆こういうものなのかも知れない。そうと分かっていても鬼男は震えた。やがて自分も同じようになるのだとは思えないくらい、目の前の妹子は実に綺麗な笑顔を湛えて怒っている。底冷えした怒りを鬼男へ向けている。
次に妹子の、形がいいその唇が紡ぐ言葉は知っていた。



「殺すから」



それは例の「太子のペット」たる男に直接心臓を握られた時よりも強く、鬼男の全身を粟立たせた。








***
暗殺業になれていない鬼男と慣れっこな妹子。そして太子のペットになってる閻魔と暗殺業で結構な重鎮っぽい太子。
うん、キャラ崩壊甚だしいね!見てて誰だこいつ状態だね!orz

そういえば一応これにもCPはあります。ただ今回のに限っては書くまでもないかなと。一応行為まがいの事はするかも知れないけど、今はあくまで何もないし。
ちなみにCPは、
閻魔→鬼男
妹子→→→→→→←太子
こんな感じ。
妹子はヤンデレなので、太子に親しく近づく奴らが皆嫌いです。ゆえに親しく話しかけられた鬼男にも初対面時はいい感情はありません。
太子は妹子を大切だとは思えど、所詮昔馴染みかと諦めかけてます。その上無自覚で誰にも愛想いいから妹子いっつもブチ切れ寸前。
閻魔は鬼男を探してますし鬼男も閻魔を探してますが、この時点では互いに気付いてません。後々閻魔の方が先に気付きますが、殺されかけたのに愛せるはずもないので鬼男からは徹底的に(太子ごと)避けられます。鬼男が太子を避けるので閻魔は近づけませんが、そのせいで妹子に気にいられます。(太子を避ける=太子に気がない=太子に気がないなら悪い奴じゃないな、と言う単純な方式で)
そして妹子と知らず仲良くなるので閻魔は非常に面白くありません。
……我ながらどういう泥沼だよこれ。けがれてないの太子だけとか。

続きは未定。
心配かけてしまったので、某SNSにもこれを公開しますが、かと言ってこの続きを某SNSにだけ公開と言う事はありませんのでご了承ください。



以上!ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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文月 零架(フミツキ レイカ)
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職業:
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日和の天国組とTOVのユーリさんが好きなあらゆる意味で変態な物体X
本名はフォルデモンド・アエーネス・REIKA・97779・ネフェルタリー
これを略すると「零架」になります
(※大嘘)

文を書いたり本を読んだりが大好き。
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いちおう宣言させてください。

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